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DESIGN TOOL CHECKLIST

SNS画像・チラシを作る前に決める5つのこと|小さな事業のデザインツール選び

店頭POP、SNSの告知画像、イベントのチラシ。外注するほどではないけれど、毎回その場で作ると統一感が出ず、印刷してから誤字に気づくこともあります。デザインツールを選ぶ前に「何を・誰が・どの頻度で作るか」と「作ったものをどこまで使ってよいか」を決めておくと、道具選びで迷いにくくなります。

この記事では、オンラインデザインツールのMiriCanvas(ミリキャンバス)の公式情報を例に、確認する順番を整理します。

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1. まず「作るものリスト」を1枚にする

作るもの主な掲載先頻度形式担当
新商品・キャンペーン告知Instagram・LINEなど月2〜4回画像(PNG・JPG)
店頭POP・チラシ印刷季節ごと印刷用PDF
名刺・ショップカード印刷年1回程度印刷用PDF
説明資料・提案書配布・投影随時PDF・PPTX

頻度が高いものは、自社用のひな形(テンプレート)を作る対象です。年に1回しか作らないものは、外注と比べて判断しても構いません。

2. 作ったデザインを「どこまで使ってよいか」を先に確認する

デザインツールのテンプレートや写真・イラストには、それぞれ使える範囲が決められています。MiriCanvasの場合、現行の「ライセンスポリシー」で次のように定められています。

  • 使ってよい範囲(第7条):チラシ・ポスター・名刺・パンフレットなどの広報用印刷物、SNSの投稿やWebバナー、オンラインショップの商品ページ画像などが列挙されています。
  • ロゴ・商標には使えない(第9条):ツールで作ったデザインの一部または全体を、商標登録などの権利登録が必要なロゴ・BI/CI・商標として使ったり納品したりすることは禁止されています。Webサイトやアプリのアイコン・シンボルとしての使用も禁止事項に含まれます。ロゴは、専門家への依頼や権利の確認を前提に考えましょう。
  • 他社から頼まれて作る場合(第6条):依頼者や顧客のために作って納品することは、条件付きで認められています。条件には、依頼者と書面で契約すること、原本のまま使う旨を伝えること、1つのデザインを1人の依頼者にのみ渡すこと、依頼者が第三者に譲渡しないことなどがあります。
  • 有料素材の扱い(第5条):有料提供のコンテンツは、無料プランの利用者が使う場合は別途の費用が必要で、Pro・Enterpriseの購読者は追加費用なしで利用できると定められています。ライセンスは1つのデザインごとに付与されます。

AIツール機能で作ったものの扱いは、ライセンスポリシーとは別の「AIツール機能規約」で定められています。AI機能を使う場合は、そちらも確認してください。

3. 無料プランとProの違いを、作るものに当てはめる

公式の料金プラン比較表(2026年10月26日時点)から、小規模事業で関係しそうな項目を抜き出しました。

項目無料Pro
無料テンプレート・写真・素材・フォント利用可利用可
プレミアムテンプレート・写真・素材・フォント利用不可利用可
写真背景の自動削除利用不可利用可
PNG・JPG・PDFでのダウンロード利用可利用可
透明背景でのダウンロード(透明PNG)利用可利用可
PPTダウンロード(テキスト編集可)1日3回無制限
MP4・GIFでの動画ダウンロード1日7回無制限
マイドライブの容量1GB10GB
マイドライブに作れるフォルダ数2個無制限
バージョン履歴7日間の履歴を確認7日間の履歴を確認・復元
ロゴ・カラー・フォントを登録するブランドキットなし10個

Proの料金は公式の料金ページでご確認ください。プランの細かな条件は変更されることがあります。

選び方の目安

  • 告知画像や資料を無料素材で作れるなら、まず無料プランで「作るものリスト」の上位2種類を作ってみる。
  • プレミアム素材や背景削除を毎回使う、ブランドの色やフォントを複数人でそろえたい、といった場合はProを検討する。

4. 出力形式を、使う場面から逆算する

公式ヘルプの「ダウンロードガイド」によると、ダウンロードできる形式は次のとおりです。

  • PNG
  • JPG(ウェブ用・印刷用)
  • PDF(ウェブ用・印刷用)
  • PPTX(「1つの画像にまとめる」「個別素材画像化」「テキスト編集可能」のオプションあり)
  • MP4
  • GIF

SNSには画像(PNG・JPG)、印刷には印刷用のPDF、あとで社内で文字を直したい資料にはPPTXと、使う場面に合わせて選びます。プランによる回数の違いは、前の表で確認してください。

無料プランで、テンプレートや出力形式が自社の用途に合うかを試してから続けるかどうかを決める方法もあります。

5. 制作チェックの具体例

SNS告知画像のチェック

  • ☐ 掲載先ごとの推奨サイズを、各SNSの公式ヘルプで確認した
  • ☐ 日付・時間・価格・場所・予約方法が、本文や店頭の案内と一致している
  • ☐ スマートフォンの画面サイズで見ても、主要な文字が読める
  • ☐ 文字と背景の色の差が十分で、写真の上の文字が埋もれていない
  • ☐ 使った写真・イラストが、ライセンスの使用範囲内である
  • ☐ 投稿文にも、画像と同じ重要情報(日付・価格など)を書いた

印刷チラシのチェック

  • ☐ 印刷会社の入稿条件(仕上がりサイズ・塗り足し・ファイル形式など)を先に確認した
  • ☐ 印刷用のPDFで書き出した
  • ☐ 実寸で試し刷りし、文字の小ささ・余白・色の見え方を確認した
  • ☐ 電話番号・URL・QRコードを実際に読み取って確認した
  • ☐ 2人以上で誤字・日付・価格を読み合わせた
  • ☐ 外部の印刷会社に頼む場合の扱いを、ライセンスの規定で確認した

6. 最初の1か月の進め方

  1. 「作るものリスト」から頻度の高い2種類を選ぶ
  2. 店で使う色(2〜3色)・フォント・ロゴの置き場所を決め、自社用のひな形を1つ作る
  3. 写真は自社で撮ったものを優先し、素材を使ったときは提供元と使用範囲を記録する
  4. 上のチェックリストで確認してから公開・印刷する
  5. 1か月後に「作った数・かかった時間・直した回数」を振り返り、プランを見直す

よくある質問

Q. 無料プランだけで足りますか?

A. 作る頻度と、使いたい素材がプレミアム素材かどうかで変わります。まずは無料プランで作ってみて、背景削除やプレミアム素材が毎回必要になるかを確かめましょう。

Q. 作ったチラシの印刷を外部の業者に頼めますか?

A. MiriCanvasのヘルプセンターに、この点についての質問と回答が掲載されています。ライセンスポリシーとあわせて確認してください。

Q. ロゴもこのツールで作れますか?

A. 作ること自体はできても、商標登録などの権利登録が必要なロゴとしての使用はライセンスポリシーで禁止されています。

まとめ

道具より先に、「作るもの」「使ってよい範囲」「担当」を決めます。そのうえで無料プランで試し、出力形式とプランの違いが自社の作り方に合うかを確かめましょう。

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【MiriCanvas】

出典(2026年10月26日閲覧)

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