外出先Wi-Fiで気をつけたいこと
カフェ、ホテル、コワーキングスペースなどのWi-Fiは便利ですが、仕事用の通信では「誰が管理しているネットワークか分からない」「同じネットワークを多数の人が使う」といった不安があります。小規模事業者ほど、専任のIT担当がいないまま外出先で請求書、メール、クラウドサービスを扱うことも多く、通信経路をどう守るかは実務上の課題です。
VPNは何をしてくれるのか
VPNは、端末とVPNサービス側のサーバーの間に暗号化された通信経路を作る仕組みです。公衆Wi-Fi利用時の通信保護を補助できます。
ただし、VPNを使えばすべての危険がなくなるわけではありません。怪しい添付ファイルを開かない、OSやブラウザを更新する、多要素認証を使う、といった基本対策は別に必要です。
まず確認するのは「どこで何をしているか」
導入前に、外出先で行う業務を3〜5個書き出します。例えば、業務メール、クラウド会計、見積書の送信、クラウドストレージ、顧客情報の確認などです。
そのうち、公衆・共有Wi-Fiで使うものがあるなら、VPNを比較する理由があります。逆に、外ではほとんど仕事をしないなら、優先順位は下げてもかまいません。
小規模事業者が見るべき選定ポイント
見るポイントは、対応端末、同時接続、速度、使いやすさ、サポート、料金、そして仕事で使う地域に十分なサーバーがあるかです。毎日使うものなので、設定が難しすぎるサービスは続きません。
最初は1台で試す
いきなり全員に入れるより、代表者や担当者の1台で試します。普段使うメール、会計、クラウドサービスが問題なく使えるか、速度に無理がないかを確認してから広げる方が安全です。
NordVPNを候補にする理由
NordVPNは外出先で個人単位の端末通信を守りたい人が比較できる選択肢の一つです。本記事では、外出先で仕事をする小規模事業者向けの選択肢のひとつとして紹介します。利用前には、最新の料金・対応機能・契約条件を公式ページで確認してください。
こんな人は検討しやすい
- 外出先で業務メールやクラウド会計を使う
- 出張やリモートワークがある
- 家と事務所以外のネットワークを使うことがある
- VPNを自分で細かく設定するより、導入しやすさを重視したい
導入前の注意点
会社や取引先のセキュリティ規程でVPN利用方法が決められている場合は、その規程を優先します。また、サービスの利用条件や提供地域は変わることがあるため、申込前に公式情報を確認してください。
次にやること
まずは、自分が外出先で扱っている業務を3つ書き出してください。その中にメール、クラウドストレージ、会計、顧客情報へのアクセスがあれば、VPN導入を比較する対象にします。
法人や複数人チームなら、別の選択肢も確認する
ここは大事です。NordVPN公式は、チームメンバー管理、社内ネットワークへの安全なリモートアクセス、専用サーバーなどを必要とする法人用途には、別製品のNordLayerを案内しています。
そのため、この記事でNordVPNを想定しているのは、主に個人事業主、ひとり会社、代表者自身の業務端末など「個人単位で外出先通信を守りたい」ケースです。複数人を一括管理したい会社は、NordVPNだけで決めず、NordLayerなど法人向け製品も比較してください。